C値(気密)ってよく書いてるけど
C値(気密)って何?
と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
まだ聞きなれない言葉かもしれないので
少しご説明させていただきます(^^)
C値とは「お家全体に対してどれだけの”余分な隙間”が存在しているのかを
測定して数字で表したものです。
お家にはそもそも空気が通る道(換気扇等)を設定してあるのですが
それ以外で「余分な隙間を極力つくらない=高気密」という事なんです!
ちなみに「C値1.0」という数値は「床面積100㎡のお家の場合」だと
「10cm × 10cmの面積に相当する隙間」がある、
ということになります(^^)
なので、C値0.3という事は100㎡のお家全体で
「10cm × 3cmの隙間しかないよ!」という結果なんですね。
隙間が少ないと
・夏の暑い外気、冬の寒い外気がお家の中に入りづらくなる。
・お家の中の快適な温度(夏の冷房・冬の暖房)が外に逃げず保たれる。
という効果が得られます。
そこに「高断熱」という性能を合わせると
より良い相乗効果が生まれて、とても快適な住環境が出来上がるのです(^^)
現代の夏は猛暑続きです。
冬は温暖化の影響で急に激しく冷え込んだり、大雪が降ったりします。
そして光熱費の高騰なども考えると
環境対策や光熱費対策はとても重要な家づくりのポイントになっています。
そのため「高気密・高断熱」という視点も加えると
とても良い家づくりが出来ると思います。
ただ、あまりにC値の数値が低すぎると
玄関ドアの開閉がとても重たくなってしまうので
小さなお子様や高齢の方がいらっしゃるご家庭では
気をつけていただく必要があります。
ぜひ参考にしてくださいね!